油圧シリンダー用誘導焼入クロムメッキ丸棒 — OEMの課題を解決

油圧・空圧シリンダーは、ハードクロムメッキ棒や誘導焼入クロムメッキ丸棒に大きく依存しています。しかし建設、鉱業、農業といった過酷な環境下では、OEM はシステム性能低下やコスト増大という深刻な課題に直面します。

ピストンロッドにおける代表的な課題

1. 重荷重による早期の曲がり
通常のクロムメッキ棒は芯部硬度や疲労強度が不足し、衝撃荷重で変形しやすい。

2. 表面損傷や摩耗
硬化深さ不足やクロム層の薄さにより、擦り傷・焼付き・摩耗が発生し、寿命を短縮。

3. 過酷環境での腐食
雨水、肥料、塩水噴霧などによって点食や錆が生じ、早期劣化を招く。

4. 高サイクル運転での短寿命
誘導焼入が不十分なロッドは連続運転で早期疲労し、交換頻度とダウンタイムが増加。

Golden Asiaの誘導焼入クロムメッキ丸棒

二重の強度

• 表面硬度：HRC 55° ± 2°
• 焼入深さ：0.5～1.5mm
• 表面耐摩耗性と芯部靭性を両立し、重衝撃荷重にも耐える。

高品質クロムメッキ

• クロム層厚み：20～30 μm（カスタム対応可）
• 表面粗さ：Ra ≤ 0.2 μm（シール摩耗を低減）
• シール寿命を延長し、摩耗を防止。

防錆性能

• NSS塩水噴霧試験：標準 96–120 時間
• オプション：NSS 500–1000 時間（海洋・農業用途向け特殊コーティング）

幾何精度

• 真直度：0.2/1000 mm
• 真円度：公差×1/2

対応材質

• 標準：JIS S45C, S55C, 20MnV6, 38MnVS6
• 高強度合金：42CrMo4 / SAE 4140（高疲労耐性用）
• 特殊材質：ご要望に応じて対応可能

OEMがGolden Asiaを選ぶ理由

• 高負荷サイクルでも稼働率を維持し、ダウンタイムを削減
• 疲労・腐食耐性の向上で交換コストを低減
• DIN・ASTM・JIS など国際規格に対応
• 最大直径 800 mm までのカスタム生産が可能